鼻?の作り、ライトの位置、エンブレムの位置。
フィアットのイメージに合うファニーな顔つきの初期型にはファンも多いようです。
初代ムルティプラとジアコーザ
初代のムルティプラはフィアット・600をベースに、ダンテ・ジアコーザが作り上げています。RRの600をベースに3列シートを作ってしまう当たりがジアコーザの天才的発想には感心するばかりです。
ライバルはフォルクスワーゲン・タイプ2ですが、残念ながら商品としては向こうに軍配があがりました。タイプ2は稀に見かけるのですが、中味が国産の軽自動車を改装したものとかもあるので紛らわしいですね。
実は欲しい2代目
2代目は1998年のデビューで、前述の通りこの顔が印象的です。もう一つの特徴が横3席の2列の6人乗りという点ですね。
前席にも3人乗れるので、3人家族には実に重宝される構造です。
2013年6月の時点だと、販売中の個体こそ少ないもののまだ100万を超えるものがありますね。
「世界で最も醜い車」と言われながらもコアなファンがいるのでしょうか。
ところが気になるサイズ
全長も3,999mmと実に短いです。グランデプントが4mを超えているのでフェリーに乗るときは料金ランクが一つ上がってしまうのです。
この点もアピールポイントだったみたいです。
※マイナーチェンジ後の後期型は4m超えてしまっています
ところがところが、やはり横3人のシートが無理をしているのか、幅が1,875mmもあります。我が家の駐車場にはとてもではないが入りません。。。
4代目のパジェロと同じサイズで、ちょっと駐車場に気を使いますね。
ライバルはカングー?
2代目ムルティプラは商用車という訳ではないのでしょうが、イタフラ車でミニバン的な車自体少ないので、比較はルノー・カングー、グランセニックあたりなんでしょうか。カングーほど道具感はないのですが、貴重な5MTのミニバン的な車としては要チェックなんですよね。
フィアット・フェスタとかイベントで見かけるといつも欲しくなる1台です。
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