2016/10/06

秋の白馬岳テント旅(DAY-2,3)

DAY-1はこちら

夜から天候が荒れる予報なのは分かっていたので、いざというときは逃げ出せるように支度はしておく。
小屋番には氷点下になるかも、と言われるがテント内は就寝時に11度。
ということは外も5度ぐらいだろうか。

夜中になると雨が強くなったり風が強くなったり、不思議と同時に来ることがない。
時々気になって張り綱を確認するが特に問題はなし。

感心したのが隣のテントのベテランの方。
風が強くなってもいびきが途絶えることがない・・・。

DAY-2


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二日目、相変わらずの悪天候だが雨は止んできた。
正確には・・・テントを畳んで出発準備が終わったら止んでしまった。

雨の中で急いで撤収したのに。。。

朝5時には隣のテントの人は出立。
どうやら不帰のキレットまで行くらしい。



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テント場から一度稜線に上がった分岐。
ここを誤るととんでもないことになるので慎重に。

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なにやら動くものがいると思ったら雷鳥に遭遇。
逃げはしないのだが一向にこちらを向いてくれないのが残念。

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白馬三山の2つめへの分岐。
天気が悪いのでどうしようかと悩むがせっかくなのでピークハントへ。

足場が悪くて結構大変。

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2座目の杓子岳。

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天気がよければ絶景のはず・・・。

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3つ目、白馬鑓ヶ岳へは偽ピークに精神的ダメージを受けつつ進む。
分岐に荷物をデポして山頂へ。

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5分ぐらいで鑓ヶ岳へ。
寒いのでさっさと戻る。

ちなみにデポしなくても大丈夫だった模様。

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キレットに行ってみるかなあ、と考えると天気が悪くなるので温泉へのエスケープへ。
明日は天候も回復するはずだがもうこの先の天狗荘は営業終了しているし、天候が悪いので思いの外気持ちは削られているので素直に撤退。

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稜線を外れると風もなくなり気持ちは楽になる。
が・・・風がない=暑いでもある。

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後半は鎖場。
岩場としては大したことはないのだがとにかく滑る。

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結構飽きてきた頃にようやく小屋が見えてくる。
温泉!温泉!

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小雨の中テントを張る。
インナーテントの中が湿っているので掃除から。

湿気があるので乾かない・・・。

テント場が1,000円と高いのだが水が汲み放題、トイレもそこそこ。
そこそこというか、硫黄の香りで鼻がおかしいので気にならないというか。

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肝心の温泉の写真を忘れたが、露天風呂が気持ちいい。
残念ながらおっさんしかいない日。

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夜には雨もあがり、星空が広がる。
残念ながらコンデジでは月しか映らないか。

DAY-3


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流れる川というか温泉の水音を子守唄に、いつになく熟睡。
エアマットはどうしてもずれてくるので2回ほど位置を直したぐらい。

夜明けに自然と目が覚めたので、日の出を眺めながら朝風呂。
なんとも贅沢な時間。

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下山すると晴れるの法則のもと下山開始。

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振り返れば昨日歩いた稜線。
あれが鑓ヶ岳かな。

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途中で番号付きの標識があるのだが、さくさく降りているせいか他の番号が見当たらず。
結構アップダウンがあるので登りの人は大変だろう。

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最後はややだれながらも下山。
予想外に早かった。

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おかげでバスに間に合ってしまったのですぐに出発。

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白馬のバスターミナルで4時間ほど潰して、あとはゆっくりと帰るのでした。
バスターミナル周辺はあまりお店がなく、お風呂と蕎麦屋、あとはモンベルでゴロゴロ。

タイム

DAY-1 5:24(コースタイム7:15)
 栂池平(登山道入口) 8:59
 分岐 9:06
 白馬大池 10:29(11:00発)
 小蓮華山 12:29
 三国境 13:13
 白馬岳 13:57
 白馬頂上山荘 14:25

DAY-2 4:41(コースタイム4:50→杓子岳巻道の場合)
 白馬頂上山荘 6:54
 杓子岳 8:13
 鑓ヶ岳 9:14
 分岐 9:40
 白馬鑓温泉 11:35

DAY-3 2:35(コースタイム3:40)
 白馬鑓温泉 7:05
 猿倉 9:40

初日が大池で大休憩を取っているのに結構いいペース。
緩やかな登りなのがよかったか。

次回不帰キレットのために天狗荘まで行くとなるとCTで+2:40されるので、スタートの時間を調整できないのが苦しい。

2日目は荒天のせいもあり時間かかるが、想定よりかかっているな。
杓子岳のピーク経由のCTは不明だがもう少し短縮できるはずだが、気持ちが落ちていたせいだろうか。

下山日は随分早かった。
本当は2時間後のバスを予定していたのだが思いの外早かった。

まあ無理して走ったわけではないのでペースをあげられたのはよかったはず。

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