軽量、速乾、頑丈ということで低山から北アルプスの岩稜地帯、果ては軽い雪山ならシェルの下にと4シーズン活躍している名作。
生地に通気性が少ないので暑いときには蒸れるものの、ZIP-OFFを生かして換気口を作ることで対策ができる。
しかし普段履きもしているためかそろそろ代替わりを考える必要が。
先日の両神山では縫製部分が破けてしまい困ったことに。
(まあこの時は坂道でアイゼンを履こうと無理な姿勢をしたせいだが)
→その時の記事:3月だけど両神山で初詣と秩父名物ワラジカツ丼
山と道/5-Pocket Light Pants
ということで新しいパンツの検討。
まず候補にしたのは同じくパタゴニアのGIV。
後継製品だし、と思ったのだが、なぜかコットン生地のパンツになり文字通り「道着」ぽい製品なので速乾性が期待できない。
今回購入してみたのは山と道の「5-Pocket Light Pants」。
ショートパンツが人気な5-Pocketをロングパンツにし、さらに軽量な生地にしたもの。
ハイカーズデポの「Thru-Hiker Zip Off Pants」がGIIIに近い製品だったが、ちょうど新作予約が発表されたタイミングだったので山と道の製品にしてみた。
まつことしばし。
購入したのはLサイズのtall。
初めてのグリーン系パンツ。
なかなかいい色。
生地はPertex Equilibriumという通気性を持たせたもの。
きもちシャカシャカ感が気になるが、しばらく履き込んでいるとそれほど気にはならず。
使ってみた感想
まず生地の薄さ。
これは狙い通り、軽くてよい。
ただ岩場でこすれたら穴開くかなあ、やはり。
このパンツで登攀やる人はいないだろうが、ちょっとした枝にひっかけるのも怖いかも。
実際使ってみると蒸れるのが気になる。
下半身の発汗量によるのかもしれないが、蒸れて来た時に前のチャックがないため換気ができないのは悩みどころ。
スリムな形状なので人がいないところでガバっと脱いでみたがそんなに換気されなかった。
これはショートパンツから派生したことで換気を重視していないのかもだが、夏場はどうなるか。
あとはサイズ感。
通常だと股下76.5cmが79.5cmになるのがtall。
GIIIは81cmあるのでだいぶ短く、ミッドカットだと隙間が空く。
ローカットシューズで換気性を重視した製品設計のためだろうが、長めが好きな人は注意かな。
スリムタイプなので太もも周りをもう少しダイエットしたほうがよさそうだが、軽量だし使いこんでみたいパンツだ。
一方でGIIIに代わるほどかというと総合では足りない、というのが今のところ。
やはり名作だなあ、GIII。
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