2015/05/03

初夏の乾徳山で膝痛対策を試してみる

前回の雲取山での反省点。
・登りのオーバーペース(途中でばてた)
・下りで膝崩壊

これをどう改善するか?
まずは筋トレメニューの追加。
ランナーズニー(腸脛靭帯炎)対策で、スクワットの際に枕や座布団を挟むのを試してみる。
何も挟まないと確かに膝がふらつくのがわかるので、これは効くのかも。

それから素人は道具に頼る、ということでアイテム追加。
今まで使っていたのはこの3つ。
・機能性タイツ(CW-X)
・トレッキングポール(LEKI マイクロバリオ カーボン)
・インソール(スパーフィート グリーン)

さらに2点追加で投入・・・というと大げさだが。
・ソックスの見直し
マウンテンマゾヒストを購入した際に薄手の五本指にしてみたが、やはり長時間だと足裏にもダメージがくるので厚手にしてみる。

・サポーター
ランナーズニー対策のサポーターがあるのでこれも投入

ザムスト RK-1 3,300円
FOOTMAX TRAIL RUNNING MODEL FXR004 2,000円
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どちらも楽天のセールで10倍を狙って購入。

FOOTMAXは 五本指ではなく足袋型です。
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親指が長いのでやや窮屈。
足袋型は五本指よりは下りで指先のダメージが強い、とか。
また結構厚手なので、速乾性はちょっと足りないかも、と新たな悩みが。
洗濯してみると一晩では乾かないですね。

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「3D SOX」というのが売りで、つまり立体裁断のことかと。
結構サポート性があります。

RK-1はザムストで何種類かあるなかで、ランナーズニーの矯正という観点の製品らしい。
ランニングで使う用品なので結構がっちり固定されて、段差を越える動作とかは少ししにくくなる。

とはいえ結論を言えば、乾徳山のCT7時間のコースで何の問題もなかったので、対策としては正解だったかも。

というわけで、以下、山行記。
両神山と迷っていましたがなんとなく塩山方面を潰したいので気になっていた乾徳山に。
要するに最後の鎖場にビビって去年は来ませんでした・・・。

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去年西沢渓谷や甲武信ヶ岳に通った道の途中から分岐します。
駐車場は目立つ看板もないので見落としますね、これ。

朝5時で5台ほど。
戻ってきたときは満車でしたが、そんなに人と合わなかった不思議。

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コースは登山道入口から頂上を目指し、帰りに道満山を通る尾根道の予定。
登山道までは林道、そこからいきなり急登が始まります。

と言っても甲武信ヶ岳の徳ちゃん新道に比べれば全然楽だし、時間も半分なので気がだいぶ楽。

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例の水場はどちらもでていました。
冷たい水で顔を洗ってリフレッシュ。

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登りが終わるとなだらかなな道に。
右奥に見えるのはゴミ・・・ではなくぽつんと立っているテントでした。

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途中鹿にもであったり。

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分岐点です。

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高原ヒュッテは去年の地図では「荒廃」と書いてありましたが、避難小屋として修復された模様。
というかめちゃ綺麗です。
むしろ泊まりたい・・・。

ちなみにトイレは「土足禁止」でした。
いや、ほんと綺麗なので全然平気ですよ。

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分岐点に戻って頂上を目指します。
ああ、今日もガス日和。

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気持ちのよい稜線は一瞬で終わり、ここからが乾徳山らしい岩場に。
もうトレッキングポールは使えないのでザックにくくりつけておきます。

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気分はアルペン。
でも頂上がガスに覆われているのがテンションを下げてますね。

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最後の鎖場、鳳岩。
トレランシューズでも全然登れましたが、割目につま先をねじ込むと痛いです。
踏ん張りが効かないので腕力で無理やり登った感じですが意外といけるもんですね。

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残念な頂上。
何人かいたので少し会話&軽く食事をして下山することに。

帰りは頂上の裏側にある破線ルートを取りましたがこれは失敗ですかね。
景観もないしダラダラとガレ場が続くだけでした。

それにしてもマウンテンマゾヒストだとつま先のガードがないのでガレ場は歩きにくいですね。
というかシューズのサイドを痛めているような気が・・・。

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1時間ほどでヒュッテに到着、この辺りで晴れてきました。
ああ、頂上の景色・・・。

ここまで膝は特に問題なし。
やはりサポーターが効いているのでしょうか。

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最後は道満尾根を早めのペースで降りていきます。
下りで疲れたと感じるので走るとやはり体力を消費しますね。

ちなみにこの分岐で道間違えました。
地図だと「分岐を右」に曲がる感じなのでここかと思ったのですが、全然先でした・・・。

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帰りは最初の乾徳山登山口の看板のある交差点にあるラーメン屋に寄ってみました。
値段の割にはおいしいのですが、麺がコストカット感のあるものだったり、土地柄なのかちと塩気がきつかったり。
でも疲れた体にはよく効きました。


さて、最後の1時間ほどは走って降るなどしてみましたが、今回は膝にはダメージは来ませんでした。
もちろん「膝を使っている」感じはするので疲労はありますが、痛みにならなかったのはよかったです。
夏にはまたロングルートも考えてみたりするのですが、体力より膝が心配なのでした。

ただ、「サポートタイツ+サポーター」は結果として痛みは防げたものの、暑いです。
4月の山行でも、終わって脱いだら膝裏に汗が残っていて蒸れ蒸れです。
休憩の時にはサポーターをはずして換気に努めていましたが、どうしたものでしょう。
これが汗疹とかになったらたまらないですね。

うーん、「サポートタイツは本当に効果があるのか?」という気もしてきているので、1回使わないでみようか、とあらたな悩みです。


ソックスは厚手にしたので、足裏の痛みは今回はありませんでした。
ただ、トレランシューズの柔らかさがあるせいでやはり指先が下りであたります。
この日は荷物も少ないし、暑くて水も飲んでしまったので、という好条件ですがシューズに「あたる」感じがしました。

やはり登山靴、1足追加ですかねえ。
次の大きな金額の買い物は冬用の靴にしたいので、ちょっと時期が悩みどころですね。


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