シルバーウィークにどこ行こうかとしばらく悩んでいましたが、以前から気になっていた谷川岳の馬蹄形縦走にチャレンジしてみました。
谷川岳といえばロープウェイを使ってお手軽に登れる山のイメージと、雪山やロッククライミングのハードなイメージの両方がありますね。
小説「銀嶺の人」の舞台でもあり、いつかは(お手軽ではないルートで)登ってみたい山でした。
コースはいくつかありますが、
・お手軽天神尾根
・日本三大急登、黒戸尾根
・主脈縦走
・馬蹄形縦走
あたりがトレッキングではメジャーなルートです。
問題はテント泊のできる場所があまりないこと。
稜線上はテント禁止で蓬峠と清水峠の二ヶ所だけ、あとは山小屋か避難小屋しかありません。
必然馬蹄形縦走のコースがテント泊では対象になります。
このコースは起点となる土合から谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳、蓬峠、七ツ小屋山、清水峠、朝日岳、笠ヶ岳、白毛門などを越えていくルートです。
トレランの方は日帰りで終えてしまう(ただしかなり難易度は高いらしい)ようですが、普通は一泊となります。
それでも一日7〜8時間の行動時間のためかなりMっ気の強いルートと言えます。。
ヤマケイのアルペンガイドだと全体としては下りとなる「時計回り」がおすすめでしたが、土合から白毛門のセクションは三大急登以上のハードさらしいのでこれを最後にすることになります。
かなり悩んで今回は「反時計回り」にしました。
・白毛門セクションを最後の下りにするのは自分的にリスキー
・最後に「ロープウェイで下る」の選択肢を残す
というところでしょうか。
アプローチ
関越の水上ICから約30分で起点となる土合になります。
駐車場は上から土合のロープウェイ駅、町営駐車場、白毛門登山口、土合駅になります。
ロープウェイ駅以外は無料ですが、降りてきたときに楽を出来るロープウェイ駅に駐車しました。
トイレはタワーパーキング(兼ロープウェイ駅)の1階を使うことができます。
駐車場から10分ほど車道を下ると白毛門の登山口です。
結構ここに止めている人が多いですがみんなどこに行くのだろう(白毛門ピストン?)。
土合〜白毛門
スタートは5時少し前。