前回は広河原から両俣小屋で1泊、仙塩尾根にあがり間ノ岳から北岳山荘で2泊目、北岳を経由して広河原へ戻るコースだった。
今年は奈良田から広河原へ移動し、北岳→農鳥小屋へ行ってみようと思ったのだが。
意外と雪も残るので、結果として素直に北岳ピストンとした。
奈良田は始発にも駐車場があるが、この時は農鳥から降りて来て最後林道歩きになる可能性も考え駐車場から乗車。
ほとんど釣り師で、広河原まで乗ったのは他に一人だけ。
ま、平日だし。
バスがやってくる。
今年の第1便。
1時間ほど揺られて広河原へ。
特に目新しいものはなし。
奈良田はバス便が少なく、スタートはもう9時。
北岳山荘まではCTで8時間ぐらい(結局肩の小屋までになったが)。
いつまで晴れているかなあ。
登りは樺沢コース。
沢沿いなので涼しいのが助かる。
しかし御池コースを取る人が多いのは小屋があるせいかな?
雪渓にでる。
去年はほとんど雪なかったのに。
チェーンスパイク装着するもあまり役には立たない。
スパイクよりはキックステップのできる靴がほしい。
分岐。
ここから急登が始まる・・・。
テント装備なのでゆっくり登る。
息は持つが体力的には厳しい。
普段のトレーニングが必要だなあ。
途中の踏み抜きに苦しむがなんとか稜線が見えてくる。
あと一息。
稜線は雲を抜けたので北岳の姿が見えてくる。
このあたりで北岳山荘まで行く気力が萎えてくる。
15時ぐらいに到着。
がんばれば日没前に北岳山荘に行けるが、生ビールの看板でノックアウト。
テントを張り終える頃にはガスと風に囲まれる。
安定のVL-25、立ててしまえばあとはのんびりとお昼寝タイム。
今回のメスティンは・・・ちと失敗。
火力が弱かったのか水が多かったか。
3000mだしな、ここ。
水の沸点は92度まで下がるらしい。
夕飯を食べ終わると一瞬雲が切れる。
明日は晴れるかな。
夜はK-70にアストロトレーサーをつけてみようと持ってきたのに残念ながら曇り。
そして翌朝。
3時ごろから起きようかどうかゴロゴロ。
コーヒーとパンで朝ごはんにして外に出てみると綺麗な朝焼け。
鳳凰山の方から日が昇る。
影になるオベリスクがいい感じ。
山頂に行くのも忘れてぼんやり日の出を眺めてしまった。
テントに荷物はデポして山頂へ。
今回も道が分からなくなる。
なかなか面倒だ。
計画した南側の稜線。
稜線は雪がないけど大門沢からの降下が人が少ないだけに心配だし・・・とエクスキューズしておく。
そのうち行こう。
山頂から降って、2回目の朝ごはん?にして撤収。
こっちから見ると不思議な形。
下りはひたすら暑いのでゆっくりCTぐらい。
バスも本数少ないし。
御池のアイスで一休み。
土曜日なので下りの人はあまりいなかった。
登りは軽装から冬靴アイゼンピッケルと冬山フル装備の人までいろいろ。
どこいくのだろうと気になる。
バスまで1時間以上あるのでお昼ごはん。
レトルトはフリーズドライより味はいいけど重いのが難点だ。
また1時間バスに揺られ、奈良田で温泉へ。
こじんまりとしているがすべすべ肌系の成分とのこと。
振り返り
テント装備だとCTを切れないのと、6時間ぐらいが行動限界だろうか。もうちょい体力つけよう。
あとは一眼レフの分軽量化必要かなあ。
【1日目】
6:05(CT:5:30)
9:21 広河原
9:46 分岐
11:50 二俣分岐 12:14発
15:26 肩の小屋
【2日目】
7:51 (CT:5:10)
4:29 肩の小屋
5:16 北岳山頂
食事・撤収
7:52 肩の小屋
10:02 白根御池小屋
12:40 広河原山荘
0 件のコメント:
コメントを投稿