2017/04/25

荒天の雲取山とブラックダイヤモンド・ミッション55

45リットルだと少し小さく、65リットルだと少し大きい、ということで55リットルぐらいのザックを探しているところ。

候補にしているのはブラックダイヤモンドのミッション55。
トレッキングよりは(かなりガチの)アルパインよりのザック。

基本は袋なので使い勝手はあまりよくはない(使い方を選ぶ)。
だけどシンプルな形ですっきりしているのと、生地は冬の使用を想定して厚めなので耐久性も良さそう。


色は鮮やかな青。
この色はななかな目立つ。



特色はこのショルダーベルト。
「スイングアームショルダーストラップ」と言うもので、クライミングを想定した装備。
要するに肩・上腕部を動かすとザックが追随する。



フロントにはクランポンポケット。
レインウェアとか水筒類も突っ込める大きさ。



不思議だったのがチェストストラップ。
手持ちのザックはみな右手で外すのだけど、ミッションは左手ではずすようになっている。
付け替えられるけど、なぜ初期をこの向きにしたのか不思議。



ヒップベルトは何もないので「ベルト!」という感じ。



サイドアクセスは右側のみ。
上下どちらからでも開閉可能だけど、上部は雨蓋を一度外す必要がある。



実際いじってみていまひとつと感じたのはこれ。
慣れかもしれないが、上からはずしにくい。

ザックを降ろして、上から手を伸ばしてバックルを外す時にもたついてしまう感じ。

というわけでシンプルザックを担いで雲取山へ。



予報では午後から天気が崩れるためかがらがら。



まずはいつもの水場横の広場まで。



まだ天気は崩れては来ないかなあ。



マムートのボトルホルダーをつけてみたが、あまり下に降りないので腕と干渉。
すなおに胸に付け替え。



七ツ石小屋までくると雲の中。
パラパラと雨が降ってくる。



昨年山頂標識を新しくしていたらしく、途中の七ツ石小屋に保管されていた。



巻道はまだ少し雪が残っているようだ。
アイゼンが必要なほどではない。


ブナ坂。
登山道に雪はないが、ぬかるみがすごい。



雨風もやや強くなる。
防水性を試してみたいのでレインカバーもつけないことにしてみる。


結局ひたすら泥濘と、小雲取あたりからは嵐になってきたので早々に引き返し。


いつも通りめめこい湯まで行き。



鹿肉カレーを食べて帰ってきた。

ミッションレビューのまとめ
ここが○
・軽量、シンプル
・だけど生地は厚め
・サイドコンプレッションベルトが長めでマットも挟める
・サイドアクセス便利
・クイックドロー楽チン
・雨蓋が大きいのでかなり荷物入る
・雨蓋の裏側のポケットも大きめ

×なところ
・背面暑い
・スイングショルダーは好み別れる
 →肩揺らして中身のバランス撮り直したい時とかに邪魔
・慣れかもしれないがやや肩幅がある
・自立しない(トップヘビーなので置き方に迷う)
・雨蓋が大きいのでバランスが
・ベルトが細いのでオプションパーツがつけにくい(ずれる)
・アイゼンポケットはとりはずせない
・サイドアクセスを上から開けるのが難しい(下からだと落とし物しそう)

サイズ展開がS/MとM/L、割と大きめなので180cm以上ある人かよほどマッチョでなければS/Mでいいような気がする。

総論としてシンプル堅牢でよいザックだがそこまでぴったりではないかなあ、というところ。
ブルーアイスのイエティがはまりすぎてなかなかその上のサイズが選べないのが困った。
大きめのザックはなかなか難しいなあ。

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