最高峰は赤岳、盟主にふさわしい毅然とした見事な円錐峰である。ある年の十一月初めの夕方、私は赤岩(硫黄岳西南の二六八〇米の岩峰)の上から、針葉樹に埋れた柳川の谷を距てて、この主峰を眺めたことがあるが、降ったばかりの新雪が斜陽に赤く、まるで燃えているように染まって、そのおごそかな美しさといったらなかった。
ー深田久弥「日本百名山」
昨年子供と登った天狗岳に続く3回目の八ヶ岳。
ただし夏休みということもあり混雑が心配・・・ということで、人気の赤岳のマイナールートである真教寺尾根と県会尾根を使った周回コースに行ってみました。
当初計画ではたかね荘(現在は美し森ロッジ)を3時ぐらいに出発してお昼までに戻ってくる計画。
ところが長坂インターを過ぎて清里に入ったあたりで猛烈な霧と雨になってしまいました。
これは困ったなーと仮眠をとりながら様子見をしていると5時過ぎには虫の声が聞こえ始めました。
まだ雨は止まないのですが、だめだったら途中で引き返そうということで出発。
今回は岩場のルートなのでヘルメットを持ってきた。
L.W.アルパインヘルメット、いろいろ試したけど軽くて頭のサイズがあってデザインと色が気に入ったのがこれだった。
たかね荘は「下の駐車場」を登山用に使わせてくれる。
赤岳への登山口というか八ヶ岳横断自然歩道へは上(宿泊者)用の駐車場から。
ちなみに「たかね荘の駐車場にトイレはない」となっているけど一応ありました。
ただシャッター閉まっているので早朝は使えませんが。。。
濡れた道を注意して進むとすぐに羽衣の池に到着。
一応見所スポットらしいが素通り。
ここから登山道。
事前情報通り笹が多い茂っているのでレインウェアをしただけ装着。
賽の河原ですこし展望が開ける。
予想外に青空が見えてテンションあがる。
道が2つに分かれているけど地図にはない。
どうやら県界尾根へ向かう道に降るみたい。
正しくは看板のないこちら。
まだまだ笹だけど・・・。
次第に登山道らしくなる。
ちょこちょこ登っていくと牛首山に到着。
まあ何もないので素通り。
多少明かりは入るけど退屈な樹林帯が結構続く。
一瞬樹木が途切れ、赤岳の姿が見える。
雲が出る前に登りたい!
お隣は権現岳からくるキレットのルートのはず。
あのコースもハードそうで楽しそう。。。
登ってきた尾根。
結構登ったな。
やがて急登が始まり、燃料補給しつつ登ります。
この区間が一番きつかった。
そして最初の鎖場。
ここでヘルメット装着します。
最初は楽々だったけど。
こんなのもでてきます。
ここが一番傾斜きついのかな?
ゴールが見えてきた。
あと30分ぐらいかな。
気分だけロッククライミングだけど、ペース配分がよくわからないのと自分の体重に負けて息は絶え絶え。
やはり痩せよう・・・と決心した時。
キレットとの合流点が見えてきます。
あそこまで登ればあと一息!
分岐からすこし登ればこの光景。
これは・・・人気出るのわかるなあ。
標高だけなら高いところはたくさんあるけど、なんというかきれいな形だ。
それまで2人ぐらいしかあわなかったのに、ここから急に人が増えます。
というか鎖場は渋滞中。
やけに大きな荷物を担いだ女子達、高齢者パーティー、家族連れ・・・。
行者小屋からなら2時間くらいのコースなので1泊してしまえばお手軽コースですね。
赤岳頂上山荘まで移動してお昼ご飯と給水タイム。
噂通り虫が多い山頂。
だけど雲の合間から見える景色はとてもいい。
この稜線を縦走で使ってみたいな。
名残惜しいけど下山スタート。
なんといっても夏休みの中央道渋滞が待っている。
下りの県界尾根も鎖場が連続する。
どちらを登りにするか悩むところだけどこちらを下りで使う人が多いかな?
登りにはなかったながーい階段とか。
これ落ちたらやばくね?、という鎖場が連続。
これ人が多いと渋滞だろうなあ。
鎖場はグローブをしない、と本にはあるけどグローブをしていても手が痛くなるぐらい続く。
それにしても暑い!
鎖場の下りでこんなに発汗するとは思わなかった。
鎖場が終わると歩きやすい道に。
歩きやすいけど展望はないので飽きる。
大天狗まではCTより少し時間がかかる。
鎖場のペースは悪くなかったし、尾根道は小走りだけど・・・。
あまり納得のいかないCT設定。
そこからだらだらと小天狗の分岐まで行き。
さらに登山道まで降る。
このあたりはもう飽きてしまい、下山したら何を食べるかだけど考える時間。
必要性のよくわからない登山道の入り口。
最後は舗装路を2kmほど。
下りなので走ってしまいます。
ゴール!
最後はだらだらとした下りでちょっと飽きてしまったけど赤岳はいい山でした。
たかね荘(出発) 5:35
牛首山 7:34
赤岳 10:04
下り 3:17(コースタイム 3:45)
赤岳 11:00
大天狗 12:14
たかね荘 14:17
下りは大天狗までのCTがほんとか?という時間。
地図上1:10の区間を結構いいペースで降りたはずなのにオーバーしている不思議。
三ツ頭、天狗岳とどうも下りのコースタイムが謎。
ウェア:Millet / BREVENT ZIP、Teton Bros. / Big Wall 3/4 Pant、Bridgedale / Endurance Trekker
レインウェア:MHW / Cohesion Jacket v3、mont-bell / レインダンサーパンツ
トレッキングポール:LEKI / micro vario carbon
ただし夏休みということもあり混雑が心配・・・ということで、人気の赤岳のマイナールートである真教寺尾根と県会尾根を使った周回コースに行ってみました。
当初計画ではたかね荘(現在は美し森ロッジ)を3時ぐらいに出発してお昼までに戻ってくる計画。
ところが長坂インターを過ぎて清里に入ったあたりで猛烈な霧と雨になってしまいました。
これは困ったなーと仮眠をとりながら様子見をしていると5時過ぎには虫の声が聞こえ始めました。
まだ雨は止まないのですが、だめだったら途中で引き返そうということで出発。
登り(真教寺尾根:たかね荘〜牛首山〜赤岳)
今回は岩場のルートなのでヘルメットを持ってきた。
L.W.アルパインヘルメット、いろいろ試したけど軽くて頭のサイズがあってデザインと色が気に入ったのがこれだった。
たかね荘は「下の駐車場」を登山用に使わせてくれる。
赤岳への登山口というか八ヶ岳横断自然歩道へは上(宿泊者)用の駐車場から。
ちなみに「たかね荘の駐車場にトイレはない」となっているけど一応ありました。
ただシャッター閉まっているので早朝は使えませんが。。。
濡れた道を注意して進むとすぐに羽衣の池に到着。
一応見所スポットらしいが素通り。
ここから登山道。
事前情報通り笹が多い茂っているのでレインウェアをしただけ装着。
賽の河原ですこし展望が開ける。
予想外に青空が見えてテンションあがる。
道が2つに分かれているけど地図にはない。
どうやら県界尾根へ向かう道に降るみたい。
正しくは看板のないこちら。
まだまだ笹だけど・・・。
次第に登山道らしくなる。
ちょこちょこ登っていくと牛首山に到着。
まあ何もないので素通り。
多少明かりは入るけど退屈な樹林帯が結構続く。
一瞬樹木が途切れ、赤岳の姿が見える。
雲が出る前に登りたい!
お隣は権現岳からくるキレットのルートのはず。
あのコースもハードそうで楽しそう。。。
登ってきた尾根。
結構登ったな。
やがて急登が始まり、燃料補給しつつ登ります。
この区間が一番きつかった。
そして最初の鎖場。
ここでヘルメット装着します。
最初は楽々だったけど。
こんなのもでてきます。
ここが一番傾斜きついのかな?
ゴールが見えてきた。
あと30分ぐらいかな。
気分だけロッククライミングだけど、ペース配分がよくわからないのと自分の体重に負けて息は絶え絶え。
やはり痩せよう・・・と決心した時。
キレットとの合流点が見えてきます。
あそこまで登ればあと一息!
分岐からすこし登ればこの光景。
これは・・・人気出るのわかるなあ。
標高だけなら高いところはたくさんあるけど、なんというかきれいな形だ。
それまで2人ぐらいしかあわなかったのに、ここから急に人が増えます。
というか鎖場は渋滞中。
やけに大きな荷物を担いだ女子達、高齢者パーティー、家族連れ・・・。
行者小屋からなら2時間くらいのコースなので1泊してしまえばお手軽コースですね。
赤岳頂上山荘まで移動してお昼ご飯と給水タイム。
噂通り虫が多い山頂。
だけど雲の合間から見える景色はとてもいい。
この稜線を縦走で使ってみたいな。
下り(県界尾根:赤岳〜大天狗〜小天狗〜たかね荘)
名残惜しいけど下山スタート。
なんといっても夏休みの中央道渋滞が待っている。
下りの県界尾根も鎖場が連続する。
どちらを登りにするか悩むところだけどこちらを下りで使う人が多いかな?
登りにはなかったながーい階段とか。
これ落ちたらやばくね?、という鎖場が連続。
これ人が多いと渋滞だろうなあ。
鎖場はグローブをしない、と本にはあるけどグローブをしていても手が痛くなるぐらい続く。
それにしても暑い!
鎖場の下りでこんなに発汗するとは思わなかった。
鎖場が終わると歩きやすい道に。
歩きやすいけど展望はないので飽きる。
大天狗まではCTより少し時間がかかる。
鎖場のペースは悪くなかったし、尾根道は小走りだけど・・・。
あまり納得のいかないCT設定。
そこからだらだらと小天狗の分岐まで行き。
さらに登山道まで降る。
このあたりはもう飽きてしまい、下山したら何を食べるかだけど考える時間。
必要性のよくわからない登山道の入り口。
最後は舗装路を2kmほど。
下りなので走ってしまいます。
ゴール!
最後はだらだらとした下りでちょっと飽きてしまったけど赤岳はいい山でした。
タイム
登り 4:29(コースタイム 5:20)たかね荘(出発) 5:35
牛首山 7:34
赤岳 10:04
下り 3:17(コースタイム 3:45)
赤岳 11:00
大天狗 12:14
たかね荘 14:17
下りは大天狗までのCTがほんとか?という時間。
地図上1:10の区間を結構いいペースで降りたはずなのにオーバーしている不思議。
三ツ頭、天狗岳とどうも下りのコースタイムが謎。
主な装備
ザック:Millet / RESPIRATION 20、patagonia / LW Travel Mini Hip Packウェア:Millet / BREVENT ZIP、Teton Bros. / Big Wall 3/4 Pant、Bridgedale / Endurance Trekker
レインウェア:MHW / Cohesion Jacket v3、mont-bell / レインダンサーパンツ
トレッキングポール:LEKI / micro vario carbon
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