2016/05/24

雪の残る上州武尊山

梅雨入りを前に上州武尊山に行ってきました。

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上越国境から、例えば谷川岳の上からでもいい、東の方を望むと、長大な障壁のような山が見える。それは一つの抜きんでたピラミッドとか特異の独立峰として注目されるのではなく、その大きな壁全体として私たちの眼を驚かすのである。
ー深田久弥「日本百名山」
武尊とは日本神話にでてくるヤマトタケルのこと。
武尊神社を検索するといろいろヒットしますが、ここの神社は1200年の歴史があるようです。

関東近辺の百名山ではややマイナーでしょうか。
同じ頃の両神山の山行記をヤマレコで読んでいると200人ぐらいに出会った、なる記事もあるのでだいぶ差があります。

2016/05/15

新ザック購入記:ブルーアイス / イエティ(blue ice / yeti )

こちらは旧モデルの話
2016年からの新モデルはこちら
「春の鳳凰山と新しいブルーアイス」
ブルーアイス / イエティ50

夏用のザックをしばらく探していました。
今使っているマックパックのカスケード65、車移動で1泊だとちょっとというかかなり大きいのです。

手持ちのその下のサイズはミレーのサースフェー40。
スリムで使い勝手のよいザックですが、40リットルのカタログスペックの割に荷物が入らない。

中間サイズのザックが欲しくなりいろいろ探した結果、あまりメジャーではないのですがブルーアイスの「イエティ45」を購入しました。

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子どもと行く那須岳

連休にちょっと遠出を計画、子どもと行けるところ・・・で色々悩み栃木県の那須岳に行ってみました。
都内から片道約200km、東北道を使って3時間ほどかかるのでなかなか遠いです。
那須の歴史や伝説を書きだしたら、この短い文章には入りきらぬだろう。それほど古くから広く知られた地名である。もちろんそれは那須野の方だが、その広々した量を除外して那須岳は考えられない。那須岳はその裾野によって生きている。
ーー深田久弥「日本百名山」
「那須岳」という山はなく、茶臼岳・朝日岳・三本槍岳・南月山・黒尾谷岳の五峰からなります。
メジャーなのは茶臼岳・朝日岳・三本槍岳の3峰で、この縦走や秘湯「三斗小屋温泉」へのルートが人気です。

一方で茶臼岳はロープウェイの山頂駅から往復1時間半もかからないのでお手軽ハイキングコースだったりもします。
しかし強風で知られる山のため、あまりに軽装で行くのは危険・・・とのこと。

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今日はこのロープウェイの山麓駅前からスタート。
まだ営業していないので(6時前だし)、トイレも使えません。

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初のブルーアイス・イエティ&パーゴワークス・スウィング。
イエティはパッキングをうまくしないとどうもぽちゃっとします。

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道路わきの登山道というか散策路で少し上にある「峠の茶屋」へ。

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たぶんあれが那須岳。
ちかっ。

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10分ほどで登山口のある峠の茶屋。

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パッキングをしなおしてみたが、うーん。
原因は後で判明、コンプレッションが1箇所結ばれていなかった。

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登山口。

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行ってきます。

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事前情報で雪はないとのことでしたが、北側斜面はちょっとだけ残ります。

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すぐに樹林帯を抜けます。
硫黄の香りが漂い、ここが火山であることを思い起こします。

こんなごつごつした光景は今まであまりなかったかな。
5月だというのにほとんど緑がありません。

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右手にはこれから登る朝日岳。
見た目はすごいけど登りやすい山でした。

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最初のポイントの避難小屋が見えてきました。

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ちょっとだけ雪渓を渡ります。
怖いらしい。

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「峰の茶屋」、今は避難小屋になってます。

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剣ヶ峰・・・は登山道が巻いてます。
これを登るとしたら大変だった。

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結構ごつごつした山で、鎖もあったりして楽しいのですが、子どもの足だとちと大変。

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うーん、あそこまで登るのか。
と思ったらその奥の道は普通に登れるのでした。

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朝日岳の分岐。
右の稜線は三本槍岳へ、往復2時間ぐらい。
左は三斗小屋温泉。往復2時間半ぐらいかな。

初日は三本槍岳に登って三斗小屋温泉に泊まり、二日目に茶臼岳に行くコースができると楽しそうです。

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目指す朝日岳。
このあたりから風が強くなります。

今までの 無風ぶりが嘘のよう。

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朝日岳の山頂。
あまり広くはないです。

朝日岳、という名前がマイナーというかよくある名前すぎますね・・・。

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この稜線をたどり、今度は那須岳に向かいます。

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避難小屋まで戻ってきました。
だいぶ人が増えてます。

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こんな大きさの石が飛んでくるんですね。
火山恐るべし。

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あの岩が崩れたらどうなるか・・・恐ろしや。

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火口に到着。

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ここから一周して山頂を目指します。

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茶臼岳山頂。
子どもも百名山3つめ・・・かな。

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神社にお参りしてお昼しようかと思ったけど風が強すぎてそれどころじゃない。

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仕方ないので山頂駅まで降りることにします。
続々と人が上がってきますが・・・。

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強風のためロープウェイの登りが中止になったとアナウンス。
ここまではよかったのに。

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あっという間に強風とガス。
写真だとわかりにくいけど横殴りの風、推定風速20メートル以上!

風の切れ間で運転見合わせのアナウンスが流れてます。
もし下りに乗れないとまた2時間かけて戻らないといけないので、急いで降ります。


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この次の便で運転見合わせ、とのアナウンスの中ぎりぎり間に合いました。

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山麓駅ではチケット販売中止。

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ということでゴールです。

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帰りは麓の鹿の湯に。
結構ワイルドな温泉で、シャワーとかはなし、石鹸シャンプー禁止。

かけ湯と温度別の 浴槽が6つ。
あまり長時間入っていると有毒ガスが危険との掲示・・・。

硫黄の香りも強く、翌日まで体からの硫黄の香りが漂ってきました。
ここの常連さんはどうなっているのだろう・・・。

反省会

今回初めて使ったブルーアイスのイエティ、パッキングをもう少し工夫する必要はあるものの、背負い心地はまずは問題ありませんでした。
まあ今日は日帰りなので7kgもないというのもありますけど。

夏場の利用だと、背面がメッシュではないので結構熱がたまるのと、レインカバーがないので別途購入ですね。

2016/05/05

PaaGoWORKS 『SWING』 / 山道具

パーゴワークスのパスファインダーSをしばらく使っていますが、
・縦に長いのが意外と使いにくい(下に入ったものが取れない)
・チェストバックとして使うと降りでバタついて邪魔
というのがあり新たな物欲が生じていました。

そんなときに新作のSWINGが発売されたのでさっそく(現物も見ないで)購入してみました。

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メーカーサイトより
DESIGNER'S VOICE
SWINGの開発テーマは「ALL TERRAIN BAG」です。遊びのジャンルを軽々と超えて全地形&全天候型で使えるものを。すべてのアウトドアピープルに使ってもらいたい! そんな熱い思いで開発をスタートしました。
この欲張りなテーマをどう料理するか?まずは開発要件に「軽くて雨に強い」と「マルチパーパス」を掲げ、最初に防水バッグ用の生地でプロトタイプを作ることから始めました。バッグに限らず、防水性能は素材に頼ることが多いからです。そして使用シーンと携行品のシミュレーションを繰り返した結果、容量変化に強いフラップ式の本体に、機密性の高い2つのポケットを組み合わせるという非常にシンプルな構成に辿り着きました。
こうして生まれたSWINGは理想的な形で「ALL TERRAIN BAG」を具現化できたと思います。街から山まで、平日でも週末でも、いろんなシーンで使いやすい道具になりました。
「もうSWINGは手放せないよ!」そんなアウトドアピープルの声を楽しみにしています。

2016/05/04

奥秩父縦走路の途中敗退記録

平日に休みを取ったので1〜2泊でどこかに行こうかと計画。
前から気になっていた奥秩父縦走路を少し歩いてみることにしました。

計画

1〜2泊となるとバスを使って戻ってくることになります。
そこで、考えた計画。
・塩山駅のコインパーキングに駐車
・中央本線で韮崎駅へ
・バスでみずがき山荘
・金峰山〜甲武信ヶ岳へ縦走
 1泊目:大弛峠
 2泊目:甲武信小屋
 ※どちらも営業前
・西沢渓谷へ降りてバスで塩山に戻る

これができたらそれなりに楽しい山行になるはず・・・でした。

事前の情報ではこんな感じ
・瑞牆山→軽アイゼンでOK
・金峰山→山頂直下に凍結あるが前爪まではいらない
・甲武信ヶ岳→縦走路に雪が残る、6本以上推奨

アプローチ

さてまずはみずがき山荘まで韮崎からバスです。
通常だと8:50に韮崎駅発が第1便。
しかしそれだと登山開始が10時過ぎなのでちょっと遅い。

そこで、1本早いバスを使って1時間早く着くようにします。
 7:45 韮崎駅発の増富温泉 郷行き(山梨狭北交通)
    ↓
 8:45 増富温泉発みずがき山荘行き(山交タウンコーチ)

電車は韮崎駅の時刻表だと6:20、7:00、7:38の3本。
7:38は余裕がないのでその前とすると、塩山駅を5:38か6:22に乗ることになります。

もし寝過ごしたりするとアウトなので、塩山発5:38を利用しました。

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