日本のレストランで頼むと貝や野菜と一緒に切り身で出てくることが多いのですが、ここはオリジナルっぽいレシピにしてみます。
アクアパッツァの意味
イタリア語で「水で薄めたワイン」という意味らしいです。直訳すると「狂った水」なのですが、レシピ本だとなぜかそれは誤訳と書いてあります。
レストランレシピだとワインと水で軽く煮込んでいるのですが、ここではぐつぐつと煮込みますので文字通り狂った水のイメージです。
昔は海水で作っていたとも言われますが、それだとちょっと塩気が強いような気がします。
用意するもの
白身もしくは青物の魚(アジ、イサキ、タイ、メバルなど)水
フライパン
オリーブオイル
ニンニク
ミニトマト
オリーブ
フレッシュバジルもしくはローリエホール
塩(ハーブソルトやバジル)
レストランだと・・・
白ワイン
シーフードミックスやムール貝
セロリ
などが加えられます。
作り方
1.魚は鱗や内蔵を取って下ごしらえ、ハーブソルトで下味を着けます2.フライパンでオリーブオイルにニンニクの香り付けをします
3.魚を焼きます(皮がキツネ色に焦げ目が着くぐらいで)
4.裏表焼いたら、フライパンに水を注ぎます(魚が隠れるぐらいまで)
※レストランレシピだと先に白ワインを入れるみたいです
5.火は強火で、お玉で水を魚にかけながら煮詰めて行きます
6.水が残り1/3ぐらいになったらミニトマト、オリーブ、ハーブを加えます
※貝類を入れるならここかな?
7.中火で最後まで煮詰めます
8.水がなくなって来たら魚、ミニトマトとオリーブを皿に盛ります
9.残りの水はさらに煮詰めてソースにします
たったこれだけです。
出汁は使っていないのですが、魚からでたうまみがそのまま出汁になりさらにそれを濃縮しています。
煮詰めるのに時間がかかるので、パスタやリゾットを別で作りながら作っています。
白ワインをあわせていただけば一本飲めてしまうぐらいですね。
一緒に煮込んだミニトマトやニンニクもいいおつまみになりますし・・・。
スーパーで魚が安めの時とかに作りますが、骨が結構残るので苦手な人は切り身を使うのもありですが、ちょっと下品に骨を取りながら食べるのが好みだったりします。