それによると・・・2011年の新車販売212万台のうちMTは僅か1.5%。
台数にすると3万台ちょっとですか。
商用車と乗用車の比率が分からないのですが、乗用車で2011年でMTが売れていた車種というとこのあたりでしょうか。
■2011年に(たぶん)販売中だったMT車
■2011年に(たぶん)販売中だったMT車
・トヨタ
iQ、カローラ、オーリス、ヴィッツ(86はまだ)
・日産
フェアレディZ、スカイラインクーペ、エクストレイル
・ホンダ
CR-Z、フィットRS(シビックタイプR、ユーロ、S2000は販売終了)
・マツダ
ロードスター、RX-8、アクセラ、アテンザ、デミオ
・三菱
コルトRALLIART Version-R、ランサー・エボリューションX(MTモデル)
・スバル
インプレッサ
・スズキ
スイフト、ジムニー、エスクード
あとは軽自動車の一部とか、商用グレードとかだと思うのだけどそれでもよく月間3,000台も販売されたと見るべきでしょうか。
あれ、2ペダルのMT車(ランエボ、GT-Rとか)は含まれるんですかね?
ゴルフとかポロのDSGは(グラプンに比べると)かなり売れているはずですが、そもそも輸入車はカウントされていないかな。
複数台持ちは別として友人からはなんでMTなの?、家族からはミニバンが、とプレッシャーのかかる方は多いですよね。
家族全員MT派というのはかなりレアでしょうし。
我が家も例外ではなく点検の度に買い替えを促されます。
燃費はCVTの方がよいし、荷物も積める、ドアが4つある、イージードライブ、メンテナンスフリーと国産コンパクトはそりゃあよくできてます。
でも代車やらレンタカーやらでそれなりに乗ってみて思うのは、「ダイレクト感」「自分で操作している感覚」ですね。
そんなものより便利だし効率なのがいいじゃない?と聞かれたらこう答えています。
じゃあ食事はコンビニや冷凍食品で十分ですか?
料理だっていろいろ失敗しながら、試行錯誤しながら自分の好きな物を作るのが楽しいじゃないですか。若い頃はコンビニのお菓子とか缶詰がで過ごせたかもしれないが、年を取ってくると自分で作る贅沢をむしろ覚えました。
MT車も同じで、「贅沢」だと思っています。
86/BRZに続きシルビア、RX-7、NSX、ビートなど面白そうな車が復活する話もあります。
あのベンツですらMT車をラインナップに入れてきました。
AT限定を解除するのはほんの数万円、あとはちょっとの勇気を出してMT車に乗り換える人が増えるといいな・・・なんて思っています。
そんな中でもイタ車は楽しいです。
日本車に比べると「不便」です。
まずパワーがない(フェラーリとか高いのは除く・・・)。
幹線道路で床までアクセル踏み込んで、5000回転までまわしてシフトアップして・・・その横をミニバンが追い越して行きます。
収納もない。
スタバとかタリーズのコーヒーが置けません。
ミラーが手動格納です、ドアでかいです、リアハッチが外から開きません(これはグラプンだけか)。
そんなマイナスがあっても、「で、それで?」と言える楽しさがあるんじゃないですかね。
古いフィアット500や初代パンダを楽しむもよし、ランチア・デルタで故障を楽しむもよし、アルファ・ロメオにはまるもよし。
なかでもグランデプントは適度なサイズ、(昔に比べたら)故障しない、やはり楽しいMTと三拍子そろっているのです・・・はて、なんで売れなかったんですかね。。。
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